自分が許せていないこと
Takaの言葉で考えた。
自分が許せていないことってなんだろう。
すぐに頭に浮かんだのは母だった。
私は幼い頃、本当に扱いづらい子供だった。実際そう言われていたし、今思うと自分でも間違いなくクソガキに分類されると思う。
マイペースで天邪鬼、いっつも不貞腐れていた。
あの頃、家庭内では色んな事が起こっていて、母はきっと毎日必死の思いで生活していたのだろう。母は比較的若くして子供を産んでいたし、父は単身赴任で不在。
母もやりくりのためにパートに出ていた。共働きはまだ少数派で、私は近所でも珍しい鍵っ子だった。
家庭環境のせいで周りに私たちが白い目で見られないように。と母はより一層私と兄に厳しくしつけをした。
機転のきく兄に比べ、口下手で鈍臭く、頑固な私はいつも怒られていた。
他の家庭も同じようなものだと思っていて、自分の家が普通じゃないと気づいた時はかなり衝撃だった。
母は色々な意味で強い人で、怒り任せに浴びせられる言葉や行動はいまだにしこりのように私の心に残っている。
それは私が高校に入るまで続いた。社会人になるまで、私は母が大嫌いだった。
たまに帰ってくる父が救いだった。母の怒りの原因が父であるとわかっていても、私にとってはすごく安心できる場所だった。
今、母とは比較的良好な関係を築いている。日常的にメッセージも交わすし、一緒にご飯を食べたりもする。
私が大学に入ると、母は比較的落ち着いた。私の意見も尊重してくれるようになった。今となっては昔の片鱗を感じさせない穏やかな人だ。
きっとあの頃の余裕のなさが母を豹変させていたように思う。
別に恨んじゃいない。と言ったら嘘になる。人に話しても平気になったのは最近になってからで、きっとこのしこりを私は今後も抱えて生きていくだろう。
すぐに無かったことにすることはできないけれど、しこりを小さくしていくことはできる気がする。
あの頃、母が置かれていた状況を想像してみる。その大変さに寄り添うことはできるから。
おかげさまでかなり打たれ強く育ったし。
母が必死に与えてくれた機会にも感謝してる。今この人生を歩めているのは母のおかげでもあるのだから。
あと20年くらいしたら、気にならないくらいしこりが小さくなっていたらいいな。
もし今家族から言葉や暴力で傷つけられている人がこれを読んでいたら、絶対に自分を責める必要はない。とだけ伝えたい。
逃げてもいい。と言いたいけれど、逃げられない人もいる。
傷つける側に問題があると考えてほしい。彼らの怒りの発端がもしあなただとしても、口撃や暴力を与えることは正当化されない。
傷つけられた自分を、それ以上自分で傷つけないでほしい。
休むことができる場所を探し続けてほしい。二次元でも三次元でも。
そこから脱出する力がついたら、全力で抜け出して。
虎視眈々と自分の計画を立てる時間にしよう。
華々しい未来で見返してやるんだ。
ワンオクのライブに行ってきました!
先日ONE OK ROCKのライブに初参戦してきました。
元々有名曲は知っている。くらいだったんですが、夫から絶対に一緒に来たほうがいい!と強く勧められ、今回は息子を預けて一緒に行ってきました。
Takaの歌唱力は勿論知っていたし、ファンの熱量がすごく高いということも聞いてはいたんですが、想像を遥かに超えていた。
魂こめて、全身全霊で伝えようとしてくれていると、こんなに実感したライブは初めてだったかもしれない。
しかも、今回Takaがツアー中に足の小指の骨を骨折していて、どんな感じのライブになるんだろうな〜。車椅子で歌うのかな〜。とか思っていたら、片足でケンケンしながら歌い出してほんとうにビックリ。
勿論合間合間に座ったりしていたけど、それでもちょっと心配になるぐらい全力で歌ってくれていた。
激しい曲や英語の歌詞がかなり多いにも関わらず、会場にいるファン達が声を合わせて歌っている姿や、彼らの声援から、ONE OK ROCKに対する愛情をより強く感じた。
熱い気持ちにもなったし、すごく暖かくて居心地のいい空間だった。
きっと何人もの人が、少しでもワンオクの力になれ!と思って声を出して、手を掲げていたと思う。少なくとも私はそうだった。
最後の方にTakaが発した「許せるようになろう。」という言葉にハッとした。
「ゆるすという意味がわからない人はその意味から考えよう。そこから始めよう。」
なんだかグサリと刺さって涙が出た。
学生時代に行ったフェスで、サンボマスターのMCで泣いているおじさんを見た時は、社会人は辛すぎて、こんな時に泣いてしまうのか。と思っていた。
そういうことじゃなかったんだ。
日常が辛すぎて泣いたのではなく、あの人は涙が出るほど心を揺り動かされたんだ。
ONE OK ROCKのメンバー全員とファンが一緒になってライブを完成させていて、あんなにエネルギッシュな演奏を聴いたのに、高揚よりもほっこりしてしまった。
なんて素敵なライブに参加してしまったんだろう。
これは次回も行くしかないし、もっとワンオクの背景が知りたくなった。
実写版スティッチを観てきた
久々に映画館まで足を運んで映画を観てきた。
公開前からフワフワの可愛い姿に魅了されていた、実写版スティッチ。
スティッチの可愛さを堪能しに行ったが、思いの外感動した。
私的には、ディズニーの実写化の中で一番ストーリーが好きだった。
アニメ版と完全に一緒にしなかったことがここまでいい印象にになるって珍しい気がする。
以下ネタバレを含みます。
一応実写版を観る前に、家でアニメ版を予習した。公開当初は小学生だったので、リロの立場で楽しく作品を観ていたけれど、大人になって観てみるとリロの姉のナニが置かれている状況への同情や心配の方が上回った。
子供の頃、大人に見えていたナニはたった18歳。まだまだはしゃぎたいお年頃だろうに、リロと一緒にいるために親代わりとなって奮闘していた。はっきり言ってリロはかなり手のかかる子だし、アルバイトで2人分の生計を立てるってかなり厳しい。
しかもアニメ版ではその生活をずっと続けている。ジャンバ達がリロを子守できるから、動きやすくはなるものの、ナニは必死でアルバイトを続けているのである。
実写版ではナニの苦悩にもしっかりと焦点が当てられていた。アニメ版では本当は妹想いだけど、優雅なくて口うるさい姉ぐらいの印象だったナニ。実写ではナニの背景も描かれる。必死に奮闘するナニを描いた後に映る、リロのアルバムの中のナニが対照的に輝いていて、それが一層胸を苦しくさせた。
アニメ版でも何度も言われていた、「オハナは家族。家族はいつもそばにいる。何があっても。」という両親から受け継がれた言葉は、ナニにとっては呪縛になっているように感じられた。
実写版の終わり方は、「リロとナニが家族のままでいられるのか。」という問題に対してのベストアンサーだった気がする。「は〜、良かった。」という気持ちで大人たちはシアターを出れるのではないだろうか。
あと、マートルがめちゃめちゃ美人さんに描かれててビックリ。確かにああいうブロンドの綺麗な感じの子の方が、王道!って感じがして違和感ないのかな。
何はともあれ、CMで流れてる5回泣きました。が嘘じゃない作品でした。
続編も制作決定したとのことで、今から観るのが楽しみです。
リアルペイン
率直に言うと、思ったよりコメディシーンの少ない映画だった。
ハートフルとも違うし、何に分類されるんだろう。
映画の内容は、同い年のいとこ同士の男2人が、亡くなったユダヤ人の祖母のルーツを辿るためにポーランドでホロコーストツアーに参加するというもの。
真面目な主人公のデイブと、少し変わっているベンジー。物語は2人が空港で久々の再会をするところから始まる。
2人のやり取りが、親密にも見えるし、どこかぎこちなくも見える。最初は、デイブが変わり者のベンジーの自分本位な行動に戸惑っているだけのようにも見えるが、物語が進むにつれ段々と背景が見えてくる。
衝動的で、空気も読まないのに何故か人に好かれるベンジー。その横で常識人のはずなのにツアー客に馴染めないデイブ。
たまにいるよな、こう言う人。と思った。私はデイブ側の人間だから。
自分の好きなように行動するのに人に愛される人がいる。
ツアー客みんなでのディナーのシーンで、ベンジーが席を離れた時にデイブがつい本音をこぼしてしまう。
「彼が好きだけど、すごく憎くて、殺したくなることも。でもあいつになりたい。自分が馬鹿みたいだ。」というセリフに、わかるなぁ。と頷いてしまった。
流石に殺したくなったことはないけれど、自分の思うように行動しているだけで、カリスマ的に人を惹きつける友人が何人かいる。
大好きで憧れる反面、自分がどう足掻いでもその人にはなれなくて、嫉妬を覚えてしまう。そういう人達といるとすごく楽しいけれど、会った後に勝手に自分を卑下して消耗することもある。そして嫉妬している自分の醜さにまたガッカリする。
映画の本筋はそこではないし、このセリフの後に続く言葉で、デイブが心に抑え込んでいるベンジーに対する怒りの理由がわかる。
ベンジーの心の傷は作中で完全には治らなかった。デイブとベンジーのぎこちなさは解消されてベンジーの笑顔も少しスッキリして見えるものの、これですっかり元気!とはならなかった。
デイブの不器用な優しさが可愛くて少しクスッとはなったけど、なんとも言えない気持ちにさせられた映画だった。でも心の傷を描く作品なら、そんな気持ちになるものなのかも。
ワンピースを追いかけたい
もはや国民的コンテンツとなったワンピース。
今まで幾度となく読者になるか、ならないかの岐路に立たされた。
私は小学生の頃にチャンネル権を持つ兄の横でアニメを見ていたぐらいで、ストーリーはほぼ知らない。せいぜい初期の麦わら海賊団の名前がわかるぐらいだ。そのメンバー達が加入した経緯も大して知らない。
なにやら男子に人気な作品らしい。と思っていたらみるみるうちに老若男女が愛するビッグエンタメコンテンツになっていった。
あんなに愛される作品なんだから、面白いのは間違いない。
色んな芸人のワンピースたとえツッコミを、ニッポン人特有の同調の心で浅く笑っているのも悔しい。私だってその笑いを全力で共有したい。
学生の時は、そもそもあんな量の単行本を買うお金はなかった。変に真面目だから古本屋で立ち読みすることも憚られた。お金がないというのも悔しくて、「あんなもん同じことの繰り返し。」と腐した程だった。
心の中で社会人になったら読むぞ!と、決めていた。
社会人になって真剣に挑戦しようとして気付いた。エピソードが進みすぎて、もう追いかけようにも背中が見えない。名シーンが多いことも知っているから、流し読みもしたくない。
背中が見えないんです、尾田栄一郎先生。
どれだけ膨大な時間がかかるんでしょう。
たとえ読んだとて、遥か昔の初期エピソードで昂る私の感情を100%で共有してくれる仲間は見つかるんでしょうか。
作品の横で一緒に走り続けている読者達には永遠に追いつけない。
それだけじゃない。まるで当たり前のようにネタバレが転がっている。
超浅認知なりに好きだったエースは知らないうちに死んでいた。なんか知らないけどルフィが笑いながら白髪になったらしい。ナミはいつの間にかロングヘアになってるし、噂によるとそもそも麦わら海賊団自体一度離散して集合したらしい。
Youtubeショートで、流れてくるまとめもついつい覗いてしまって、名シーンだけ知ってたりする。なんなら登場人物の1割も知らないのにうっかり涙目になったりする。
100%で楽しみたかったんだよ、私は。
伏線回収を、古からの読者と同じテンションで感動したかった。
もっと早く、ワンピースを読んでおけばよかった。
そして踏切板へ
今週のお題「最近いちばん笑ったこと」
うちには犬が1匹、猫が1匹いる。
猫はオスのキジトラで5年前から、犬はメスのマルプーで3年前から一緒に暮らしている。
仲良しかと言われると、難しい。べったり大好き!というよりはトムジェリ的な仲の良さなのだ。
犬の方から追っかけっこやプロレスを仕掛けて、猫が付き合ってあげてることが多い。
そのくせ猫の方からちょっかいをかけると、犬がブチギレたりするので、女の子って難しい。
基本的に2匹とも追いかけっこ中は周りが全く見えなくなるので、人間達にぶつかろうが踏んづけようが関係なし。私たちは家具と一緒。
この前の夜、私は床に寝っ転がってテレビを見ていた。
夫は近くで犬とボール遊びをしていて、猫はソファで寝ていた。
ボール遊びを微笑ましく眺めていると、猫がタンっと私から少し離れたところに降りてきた。
お、撫でて欲しいのかな。とすり寄ってくるのを待っていると
トトトッとなぜか猫がダッシュして私に近づいてきた。
一瞬の出来事だった。
制止する間もなく猫は私のお腹を踏切板にして犬へと大きくジャンプ‼︎
すっかり油断していた私はなすすべもなく、猫の両足の全力キックを無力なお腹に食らったのである。あまりの衝撃に声も出なかった。
一部始終を目撃していた夫は1秒置いて大爆笑。2匹は脇目も降らずに仲良く追いかけっこ。
強打の痛みに耐えながら、脳裏には両腕を広げ真上に飛び上がった猫の姿がフラッシュバック。
あの光景を私は一生忘れない。
殺し屋たちの店
NOBROCK TVで東野さんと佐久間さんが激推ししてたので、観てみました!その名も「殺し屋たちの店」。
2024年に製作されたアクション系の韓国ドラマで、現在はDisney +で配信されています。
韓国ドラマって日本語吹替がない作品が多く、ながら視聴ができないのがネックで、途中離脱してしまった作品もいくつか…。
この作品も例に漏れず吹替なし、日本語字幕で観るしかない。
ややゲンナリしつつ、でも!佐久間さん達があんなに面白いというなら!という思いで見始めました。
1話につき約1時間、全8話で構成されているんですが、なんと久々に寝る間も惜しんで完走‼︎
いやもうね、面白すぎて止まらない。気になってしょうがない。
ゲームオブスローンズ以来ですよ。マジで暇さえあれば観進めてた。
何も知らずに観る方が楽しめると思うので、観てない方は先に作品を見てほしい!
題名にあるとおり、殺し屋が出てくるので多少グロいシーンはありますが、割とポップな映し方だと思います(あくまで主観)。シリアスすぎず、軽快なので見ていてしんどくならないのもいいところ。
↓からは私の好きなポイント語りです。どうしてもネタバレが入ってしまうので、注意‼︎
まぁガンガンキャラクター名で語るので観てないと誰やねんってなるから大丈夫かも。
①敵役にも魅力あり
この作品の魅力の1つでもある、ソンジョ。最高でした。
初めから終わりまでずっと主人公のジアン(一般人)を本気で殺そうとしてる。やってることは極悪非道で、血も涙もないのに、何故か好きになってしまうキャラクター。
あのコミカルさ、垣間見える人間味が好きにさせるのかも。ソンジョ自身も一流の殺し屋のはずなのに、何故か溢れ出てしまう3枚目キャラ。殺人ロボの登場シーンとか最高だったし、後輩からも慕われてるんだよなぁ。
②段々と紐解かれていくストーリー
この作品は現在主人公ジアンがおかれている絶体絶命な状況を主軸に、色んな時系列のエピソードが断片的に挟みながら物語が進んでいく。物語が進むうちに、何故こんな状況に陥っているのか、そもそも主人公はどんな人なのかが分かっていく。点と点が繋がっていく快感が味わえるわけだ。これがもう本当に深夜3時でも次エピソード再生ボタンを押す手を止められなくさせる。
エピソードが進むたびに、登場人物達の背景がわかっていくから主人公に限らずどんどん愛着が湧いてくる。
ちなみに私の推しはソンジョ、パーシム、ミンへさんです。
嫌いなのはジョンミンです。本当に同情の余地もなく、後半はずっと何やねんコイツって思ってた。
③主人公の成長
ジャンプ漫画ばりに主人公の成長にワクワクする。
最初の方は、ちょっと無謀で少しだけ気転の効く普通の女の子くらいに思ってた。全然そんなことなかったけど。
困難な状況で急に野生の勘ミラクル成長を遂げたわけじゃないっていうのもいい。実は知らず知らずのうちに最低限のトレーニングを受けてたのが後から分かるのがね、矛盾がなくて。
あともう本当に幼少期が可哀想なんです。この作品で一番観るのが辛いのはジアンの幼少期と転校先でのシーン。壮絶すぎるよ。よくこんな風に育ったな。
叔父によって最低限教育されていた生き延びる技術を思い出しながら、敵と戦うにつれて戦う自信と生き延びる根性を身につけて強くなっていくジアンにもうワクワクしっぱなしでした。
もうダラダラ語ろうと思えばいくらでも魅力はあるんですが、とりあえずこの辺で。
なんとS2の製作も決まって、日本から岡田将生さんと玄理さんが出演されるということで、めちゃめちゃ楽しみにしております。
是非是非皆さんも今のうちにS1を見て、一緒にS2を楽しみに待ちましょー!